各先生へアンケートをとりました。質問内容は以下のとおりです。


■体験レッスン後どのような方法で生徒さんの入会意思を確認されていますか?

■もしくは入会をお勧めされていますか?お勧めされている場合どのような方法が嫌味でなくスマートでしょうか。


新任の先生のご参考になれば幸いです。講師一同応援しています。不明な点、ここもう少し聞いてみたいなどありましたら在間までご連絡ください。


ヴァイオリンの先生

私は、体験レッスンでは弾くことよりも面接に多くの時間を割くので、そのやりとりの中で、入会に前向きかどうかを判断します。

■勧誘するかどうか

体験レッスン中にします。やみくもに、というわけではなく、後述項の全てが一致すると見なした人に対してだけです。一週間程度で回答してもらうように言います。または他教室の体験の予定がある場合は、それが終わるまで待ちます。

■体験後の入会の意思確認

体験後は、前項で勧誘した人に対してのみ、翌日に来室のお礼メールを出して入会をすすめます。メールの返事がなかった人は入会の意志がないと見なし、再度メールすることはしません。
勧誘するかどうかの判断材料

★自分と性格が合うか(大切)

希望の音楽ジャンルが自分の専門と一致しているか
指導方針を了解したか
レッスンを休まなさそうか(無理なスケジューリングをしていないか)
練習場所が確保されているか
(初心者の場合)楽器を購入する準備があるか
参考にしていただければ幸いです。
私は、生徒数が多ければ良いという考えではなく、生徒も自分も納得のいくレッスンができるかどうかを最優先に考えています。


ヴァイオリンの先生

■体験レッスン後どのような方法で生徒さんの入会意思を確認されていますか?

体験レッスン終了後、「ご連絡お待ちしております」と申し上げてお別れしています。その後、生徒さんからメールいただくまで、通常は何もご連絡しません。かつて、在間さんにフォローアップのメールをお願いしたことが数回あったかと思いますが、その節はお世話になりました。
軽いレッスン後、規約とレッスンシステム、料金のご説明後、「今すぐご入会いただかなくてよいので、もう一度おうちでお考えになって、ご連絡下さい。」と申し上げますが、その場でご決断なさる方も結構いらっしゃいます。

■もしくは入会をお勧めされていますか?お勧めされている場合どのような方法が嫌味でなくスマートでしょうか。

私は、ジルの教室の長所、私とのレッスンでどのようなことができるか(または、できるようになるか)をレベルによってご説明し、「楽しいですよ♪」とお伝えするようにしています。
後は、ジルでお世話になりはじめの頃、先輩の先生方に、「弾いてきかせたほうがよい」と伺ったので、それも実践しています。


ヴァイオリンの先生

はじめに、きっかけや目標、目的を伺った上で、憧れの曲があればジャンル問わず、その場で譜面を書いて(サビを数小節)レッスンしています。経験者の方は、今の課題に対する練習方法を記譜して60分の中で改善の感覚を伝えるように努めています。


声楽ヴォイトレの先生

■体験レッスン後どのような方法で生徒さんの入会意思を確認されていますか?

体験レッスン後にいかがでしたか?と感想を聞きます。
「楽しかった」とか「やってみたい」など前向きな感想の方はすぐに入会する傾向があります。
また「考えます」と言ったり他の教室でも体験している方は、体験だけで満足する傾向もあり得るかと思います。でも後日にお返事をくださいと促します。

■もしくは入会をお勧めされていますか?お勧めされている場合どのような方法が嫌味でなくスマートでしょうか。

入会は自然の流れにまかせていますが、言うことはジルはリ-ズナブルだけど内容は充実しています。60分2回だと仕事をしながらもいいペースで長く続けられます。こちらから入会ということばは、使わないようにしています。
やる気のある方は、最初から決めている方が多いかと思います。また相性も大事ですね。


声楽ヴォイトレの先生

■体験レッスン後どのような方法で生徒さんの入会意思を確認されていますか?

これは何年経っても難しい所ですが、基本的には"当日にご決断の必要はないので、意志が決まったら御連絡下さい"とお伝えします。
前向きの方はすぐにご入会申請されます。中には他の体験レッスンを申し込んでいる方も
いらっしゃるようで、そういう方は運が良ければ後日ご入会の御連絡を下さいます。もちろん
そのままさようならもアリです。

■もしくは入会をお勧めされていますか?

入会を勧める事はしません。無理に勧めてご入会頂いてもすぐに退会されるケースも少なくないので。
ただ、入会を勧めない事でこちらが生徒さんの可能性を否定しているととられる事もあると思います。なので、生徒さんの技術的な可能性について前向きな感想は出来るだけその場でお伝えします。
打率は下がりますが、体験レッスンは講師側もとても緊張します。
なので、なるべく良い出会いを残す意味で私はこの形に落ち着いております


ジャズピアノの先生

基本的にはその場で(生徒様の方から)入会を申し出た方以外には、その場で入会の是非を問うような形は採りません。帰宅した後に規約を熟読して頂いて、また場所や日程、講師(この場合私)との相性などをご勘案頂いた後に入会の是非をご決定頂きます。私は「二年ぐらい通わないとあまり効果は実感出来ないと思うので、とりあえず二年ばかり通えるかどうかを考えてみて下さい」と提案する事が多いです。
体験レッスンの一週間ほど後に、先方に「先日はありがとうございました、今回の体験レッスンをきっかけとして当教室に入会しようとお考えでしたらご連絡下さい。」という旨のメールを送ります。またこの際に「まだもう少し考えたい、或いは今回は見合わせたい、という場合にも、お手数ですがご連絡頂ければ幸いです」と付け加えるようにしています。入会の是非は別にして、殆どの場合でこのメールに対する返信は来ます。
コースに関しては、これは私の独断ですが、最初は必ず60×2のコースをご選択頂くようにしています。理由としましては、「後からいくらでもコース変更は出来る。まずは月二回のレッスンで出される宿題を通してピアノに触る習慣を付けて頂く事が第一。練習の習慣が出来ていない内からむやみにレッスン回数のみを増やしても上達に繋がる訳ではない」というのが一番です。
ざっくりですが、こんな所です。大分好き勝手していましてすみませんが、やはり講師と生徒様との間で音楽を通じてきちんとした信頼関係を築きたい、との思いからこうした形を採っています。


ジャズピアノの先生

生徒さんの入会意思は最後のほうに(30分経過した位)その場で聞きます。
レッスンどうしますか?ときいて、即答の方はそのまま入会の際の案内を話します。
レッスンどうしますか?ときいて、うーんっとなってる方はまて後日談連絡でもいいですよ。
と言ってます。あ、あとレッスンどうしますか?と聞く前に
もしレッスンされるとしたらどれ位のペースでお考えですかー?と聞いてどれ位意欲があるか聞いたりもします。
あまり私は凄く入会をお勧めする事はないのですが、その30分の間になるべく仲良くなるように心掛けます。
もちろん生徒さんはピアノを習いにくるのですが、同じ習うなら楽しそうな先生に習ったほうが面白いだろうなと思うので、ピアノを習おうと思ったキッカケ以外にも色々話して打ち解けてからピアノの話しをするパターンが私は多いですかね。
参考になるかわかりませんが、わたしの場合はこんな感じです!


ジャズピアノの先生

僕は体験レッスン終了後、「今日明日中にまた入会云々についてのメールを送りますので、それにご返信ください」とだけ言って、その後で以下のようなメールを送ります。レッスン中には1回も催促しません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◯◯さま
本日は体験レッスンお疲れ様でした。楽しんでいただけましたでしょうか。
気さくにどんどんご質問くださったので、僕も楽しかったです!
今後もレッスンを希望される場合は、またこちらまでご連絡ください。
体験レッスンと同様に、スケジュール調整をして日時を決定する、という流れになります。
入会手続きなどは初回レッスン時になります。レッスン料は次のページをご参考になさってくださいね。入会金はどのコースも一律3100円となっています。各コースのレッスン料と合わせて初回にお持ちください。
開始時期の関係で、各コースに設定されたレッスン回数に満たない場合には、最初の月のレッスン料は回数割りとなります。
どのコースにするか迷われるようでしたら、初回に相談して決定するということで問題ありません。
その他、気にかかる点などありましたら、いつでもご相談くださいね。
それでは、ご確認よろしくお願いいたします。
+++++++++++++++++++++++++
JiLL Music School
https://www.jill-music.com/
mail@jill-music.com・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・といったものです。自分なりのポイントとしては、

①体験レッスンの感想をひとこと入れる(といっても実はほぼ使い回し)。
②「べ、別にレッスン続けて欲しいわけじゃないんだからねっ」というどちらともとれる(自由意志に任せる)感じにする。これは体験レッスン中の僕の雰囲気もそんな感じに(おしつけがましくならないように)なるようにつとめています。
③最後にJiLLのURL情報などを載せて、こちらがある程度組織的であることをアピールする(メールをプロっぽく見せる)。これは一連のメールのやり取りで必ずやっています。ここでは自分のHPのURLなどを載せず、あくまでJiLLのいち講師として見えるようにするのもポイントかと思っています。
・・・②のように書きましたが、といっても、体験レッスン中の会話の中では、あくまで今後があることを前提とした話し方をします。具体的には、「それが出来るようになるには、まずこういう練習があって、それを踏まえてだいたい3ヶ月くらいたったらああいう内容をする、という流れがいいです」のような感じです。
ついでですので、今年で晴れて5周年を迎えた私から、僭越ながら、新任の方々のためになりそうな、僕が体験レッスンで気をつけるようになったことを5点ほどご紹介します。
①<動機と目的・目標をハッキリと聞く>
僕の場合は特に、これ次第で内容が変わってきますので一番重視しています。決まっていない方にとっては考える機会を提供する、という意味でも大切です。
②<その目的の達成のために何を提案できるか、を、おおまかかつビシッと示す>
ここは人によって変わってきますのでマニュアル化出来ない難しいところではあるのですが、ある程度グダグダになっても、真摯に考えているというのが伝わるかどうかが重要だと考えています。
③<それらの話の中に、自分の経験談や略歴に触れるような内容をさらっと(あくまで自然に)含める>
「自分が教えるのにふさわしい人間である」ということを示す必要があると思うので、嫌味なく「俺はすごい」というアピールをします。あくまで自然に、嫌味なく、です。
④<質問には全部、しかも誠実に答える>
最初に挙げた①と②とも関係してきますが、とにかく、あくまで「相手の求めているものに解決策があることを示す」ことが重要です。一方的にこちらが言いたい事を言うのでは効果がないと思っています。ひとつここで注意が必要なのは、以前の僕は「質問には全部『断定的に』答える」ことが大切だと思っていました(③に関連)が、経験上、どうもそうではなく、「それについては僕はこれこれこういう経験をしたことがありますので、こうじゃないかと思います」のような、たとえ断定出来るだけの自信がなくてもその場で相手のために考えた、というのが伝わる、という方が印象が良いようです。
⑤<出し惜しみはしない>
極端に言うと、「体験レッスンだけで充分じゃね?」くらいの内容にする。実際、全てを1時間で説明できたとして、受け取る方はせいぜい6割しか吸収できない、それが人間だ、というのが僕の勘によるデータです。一番重要なのは「今日の体験レッスンを踏まえただけでもかなりのことを学べた」という実感を持って帰ってもらう事だと思っています。
⑥<模範演奏は体験レッスン中に扱った内容にそったものにとどめる>
自分の演奏を聴かせることは③の見解からも大切ですが、あまりにレベルのかけ離れたことをやると「自分にはやっぱ無理」と思われる可能性があると考えています。僕の場合は自分自身のレベル的に杞憂かもしれませんがorz、それでも、基本は体験レッスン中に扱った題材の延長線上で模範演奏を聴かせて、「このように一見すごそうなことも、実はこんなに簡単な考え方の先にあるものです」とするわけです。ここまでで、生理的に僕を受付けないという方を除く6割の女性は落ちます。って4割は多くないか失礼じゃないか。
他にもレッスンの進め方についてご相談などありましたら、いつでも意見交換させていただきたいと思いますのでお気軽にお伝えください。僕が学んできた事は何でもお話します。そしてみなさんで頑張って、ウチの近所の池袋駅西口方面に、池袋2スタを設けましょう♪


ジャズピアノの先生

新規の生徒さんは、実際の体験レッスンの終了後に、ご検討いただき、受講ご希望の際は、ご連絡ください、と打診してます。皆さん、それぞれ、感触が違います。いくつかのスクールを検討してらっしゃる方もいらっしゃいます。あえてこちらから、再打診メールはしていません。
最初のメールのやりとり、そして、実際の体験レッスンで、概ね、入会かどうかは察してます。
当校に、体験レッスンのコンタクトしてくださった事に感謝して、あとは、ご縁にお任せしてます。


ウクレレの先生

■体験レッスン後どのような方法で生徒さんの入会意思を確認されていますか?

基本的には体験レッスンでは入会を勧めることはしていません。レッスン時間をなるべく演奏に使い、その方のレベルにあったやり方で、楽器を楽しんでもらうことを重視しています。その方のレベルより少し上の技術をひとつマスターしてもらうと、反応が良いです。
レッスン終盤にシステムなどを説明し、入会希望の場合のみ後日連絡をもらうようにしています。

■もしくは入会をお勧めされていますか?お勧めされている場合どのような方法が嫌味でなくスマートでしょうか。

その場では特に勧めることはしていませんが、このスクールならではのメリットは説明するようにしています。体験レッスンの時間を楽しんでいただければ、たいていの方は入会されると思います。


ウッドベースの先生

■体験レッスン後どのような方法で生徒さんの入会意思を確認されていますか?

体験レッスン終了時に確認し、「考える時間が欲しい」という方には、入会を決心された時にメールを下さい、と案内しています。自宅練習用楽器の購入、楽器を置くスペースで悩まれる方が多いので、体験レッスン後のフォローはしていません。

■もしくは入会をお勧めされていますか?お勧めされている場合どのような方法が嫌味でなくスマートでしょうか。

出来る限りのサポート(楽器選びに付き合う等)は説明していますが、練習用でもそれなりに高い楽器なので、あまり強くは勧めていません。


ベースの先生

体験レッスンをやってみて思ったこととしては、
体験レッスン事前メールの段階で何をやりたいか、習得したいか、悩んでいるかを予
め聞いておくと、その後の体験レッスンの段取りが組めるので、生徒さんに取っても
中身ある体験レッスンになり、習いたいと思うのではないかと思いました。
体験レッスンの中身を変えるとなると、なかなか大変かと思いますが、
事前の段取りというところでいくと、対応はしやすいかと思います。
あと、難しいところではありますが、かしこまりすぎたメール・対応も年齢によって
は、堅苦しくとらえられるのかなと思います。

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